イラン、米の攻撃に「より迅速で、より激しく、より痛みを伴う対応」を行うと警告
グレイス・イライザ・グッドウィン記者
イランとアメリカの敵対関係が激化するなか、イラン側の交渉団を率いるモハマド・バゲル・ガリバフ国会議長は6日、アメリカの攻撃に対して「より迅速で、より激しく、より痛みを伴う対等」を取ると警告した。
イラン国営メディアによると、ガリバフ氏はこの日、アメリカ側は「手遅れになる前に」ゲームのルールが変わったことを理解しなければならないと述べた。
イランとアメリカは、約1週間前から戦闘を再開している。5日には、イランが米軍の艦船を攻撃したことへの報復として、アメリカがイランの石油タンカーを攻撃したと発表していた。
BBCは米中央軍にコメントを求めている。

イラン国営メディアは6日、イラン海軍がホルムズ海峡に進入しようとしていたアメリカの遠隔操作船を攻撃したと報じた。
米軍はこの主張を否定している。
米中央軍報道官のティム・ホーキンス海軍大佐はAP通信に対し、「この報道はイランの国営メディアによるもので、全くのうそだ」と述べた。
ピート・ヘグセス米国防長官は5日、ソーシャルメディアでイランに対し、「単純なことだ。イランがアメリカの艦船を攻撃すれば、我々は彼らの石油タンカーを破壊する(そして沈没させる)」と書いていた。
アメリカとイランの間で結ばれていた60日間の停戦は8月に正式に期限切れとなった。停戦中は比較的平穏だったものの、アメリカが8月30日にアメリカが攻撃を再開した。
戦闘は今週を通して続き、アメリカはイランの標的に対して複数回の攻撃を行った。イランも、アラブ首長国連邦(UAE)やバーレーン、クウェート、ヨルダンなど、中東各国にあるアメリカの標的に報復攻撃を行った。
ドナルド・トランプ米大統領は今週、再開した戦闘は「長くは続かないだろう」と述べた。この戦争は今年2月に始まり、現在6カ月に及んでいるが、トランプ氏と米政権はこの主張を繰り返している。
米・イラン間で数カ月にわたって行われた交渉は、持続する和平には結びつかず、今後の外交的解決の兆しもほとんど見られていない。
世界の石油・ガス産業にとって極めて重要なホルムズ海峡は、開戦以来、事実上封鎖されており、イランにとって大きな交渉材料となっている。
イラン政府は、この水路に対する一定の支配権を放棄するつもりはないと主張している。
しかしトランプ氏は、海峡は「開放されている」と宣言しており、米軍は船舶による南側ルートの航行を支援している。
ホルムズ海峡での紛争は世界的なガソリン価格の高騰を招いており、11月の米中間選挙を前に、この戦争がアメリカの消費者にどれほどの負担をかけているかについて、トランプ氏は世論の圧力にさらされている。
アメリカでは4日、ディーゼル燃料1ガロンあたりの平均価格が5.85ドルに達し、1年前の平均3.71ドルから大幅に上昇した。
クリス・ライト米エネルギー長官は6日、1日当たり平均900万バレルの原油が海峡を通過しており、これがエネルギー価格への圧力緩和に役立つ可能性があると述べた。
ライト長官は米CNNに対し、中東地域では石油もパイプラインで輸送されているため、「流量は紛争前の3分の2以上になっているだろう」と話した。
ライト氏はこの日、米ABC番組「ディス・ウィーク」のインタビューにも応じ、7日の祝日「レイバー・デイ(労働者の日)」を過ぎて夏のガソリン需要が減少するにつれ、アメリカ国民が購入するガソリンの価格は下がり始めるはずだと付け加えた。













