【2026年ウィンブルドン】 車いす男子で小田が2連覇 女子は上地が初優勝し「生涯グランドスラム」達成

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テニスの4大大会の一つ、英ウィンブルドン選手権は、車いすの部の男子シングルスの決勝が12日にあり、小田凱人が3度目の優勝を果たした。11日にあった同女子シングルスの決勝では、上地結衣が初優勝し、「生涯ゴールデンスラム」を達成した。
昨年優勝し、今大会第1シードの小田は、ナンバー1コートであった決勝で、第2シードのアルフィー・ヒューエット(イギリス)と対戦。6-1、6-1で圧倒した。
この勝利で、20歳の小田は4大大会(グランドスラム)シングルスでの連続優勝を6に伸ばした。昨年の全豪オープン決勝でヒューエットに敗れたのが、4大大会シングルスでの最後の負けとなっている。
ヒューエットは11日に、ゴードン・リード(イギリス)と組んだダブルスで7回目の優勝を果たした。だが、シングルスでは2年続けて決勝で小田に敗れた。
小田は終始、力強いショットで攻め、ヒューエットを押し切った。
表彰式のインタビューでは、「何回ここの場で優勝しても飽きないというか、いつも1回目みたいな気分になれるそんな舞台。また年間グランドスラム(4大大会すべての制覇)に向けて、みんなで頑張りたいと思っています」と話した。
ヒューエットはサーブに苦しみ、最初のサービスゲームでダブルフォルトを3回重ねた。ダブルフォルトは第1セットで6、試合全体では10に上った。
28歳のヒューエットは、2024年にシングルスを制覇している。この日の試合後のコート上でのインタビューでは、「今はとてもがっかりしている」と述べ、次のように続けた。
「昨日は最高の気分だった。ゴードンとの試合は素晴らしいものだった。今日の試合が、昨日のあのパフォーマンスの価値を損ったりはしない」
「今日は自分がこうしたいと思うパフォーマンスではなかった。凱人は台本を読んでいなかったんだろう。彼と彼のチームを祝福する。これで(小田は今年)グランドスラム3勝目だ。だから、彼が全米オープンで何を目指しているか分かっている。誰かが彼を止められるのを願っている」
「彼は素晴らしい選手で、今日もまた、それを証明した。本当におめでとう」
小田とヒューエットは近年、車いす男子シングルスで圧倒的な強さを誇っている。2023年以降のグランドスラム全14大会では、どちらかが優勝している。小田が10回、ヒューエットが4回だ。
小田は2024年パリ・パラリンピックの決勝でもヒューエットを破った。この日の優勝で、グランドスラムのシングルス優勝回数を10に伸ばし、ヒューエットと並んだ。
両者は歴代ランキングでは現在2位タイ。しかし、どちらも国枝慎吾さんの最多記録28にはまだ遠く及ばない。
上地が完勝で偉業達成

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女子シングルス決勝では、第1シードの上地が第2シードのディーデ・デフロート(オランダ)に6-0、6-0で完勝した。
上地は、威力あるショットとドロップショットなどの巧みな技の組み合わせで相手を圧倒した。
上地はこれで、4大大会とパラリンピックの全てで優勝する「生涯ゴールデンスラム」を達成した。
表彰式のインタビューで、この日の勝利の意義を問われた上地は、「私にとってとても大きな意味がある」と涙を拭いながら述べた。
そして、「メンタルを保つのは本当に難しかった。アップダウンがたくさんあった。でも今日もそうだったが、いつでも多くの人が私を支えてくれた。この瞬間を分かち合えて本当にうれしい」と話した。
生涯ゴールデンスラム達成については、「彼女(デフロート)に続くことができて、とてもうれしい。それに、国枝慎吾さん、小田凱人さんも私より先にすでに達成していて、日本人として私もこれをできてとてもよかった」と述べた。
今年のウィンブルドンは、男子シングルスは12日にあった決勝で、第1シードのヤニク・シナー(イタリア)が第2シードのアレクサンダー・ズヴェレフ(ドイツ)を破り、2連覇を果たした。
女子シングルスは、11日の決勝がチェコ人同士の対決となり、第9シードのリンダ・ノスコヴァが第10シードのカロリナ・ムホヴァを退けて初優勝を飾った。ムホヴァは準々決勝で大坂なおみを下していた。












