イスラエルがハマス治安部門責任者を拘束、ガザ急襲作戦で 少なくとも4人死亡

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イスラエルのベンヤミン・ネタニヤフ首相は1日、イスラエルの特殊部隊がパレスチナ・ガザ地区で地上作戦を実施し、ガザの武装組織ハマスの治安部門責任者を拘束したと発表した。
ネタニヤフ首相は拘束した男性について、「ガザにおけるハマスの統治の立て直しや、ガザの非武装化をめぐる欺瞞(ぎまん)行為に関与していた」と述べた。男性の名前は明かさなかった。
イスラエルの軍と治安機関シンベトによると、特殊部隊は1日にガザ市内で男性を拘束し、その後、取り調べのためにイスラエルへ連行した。
医療関係者によると、イスラエルの攻撃で子ども2人と女性1人を含む少なくとも4人のパレスチナ人が死亡した。ハマスはイスラエルの行動を「重大な犯罪」かつ停戦合意違反だと非難した。
人口が密集するガザ市西部カティバ地区では1日朝、イスラエル軍による激しい砲撃があったと、パレスチナ人が証言している。車両2台が直撃を受け、残骸と化したという。
複数の動画には、銃声が響いて混乱する現場や、攻撃を受けた後の様子が映っていた。
同地域でテント生活を送るワフィカ・アルヘルさんは、「ジープが道路の真ん中で止まり、左右に向けて無差別に発砲し始めた。15分以上も、雨のように私たちの方に銃弾が撃ち込まれた」、「恐ろしかった」とAFP通信に語った。
別の目撃者のムタズ・アブ・アスルさんは、3分足らずの間に5~6回の攻撃があったと述べた。
パレスチナのメディアは、イスラエルの特殊部隊と、イスラエルの支援を受ける、ハマスと敵対するパレスチナ人民兵が同地域に侵入したものの、それを察知されたと報じた。一部のイスラエル・メディアは、地上で活動していたのは地元の武装民兵だけだったと示唆している。
パレスチナの治安当局筋はBBCに対し、イスラエルの作戦の標的は、ハマスの治安機関の幹部だったと述べた。
ガザでハマスが運営する政府メディアオフィス(GMO)のイスマイル・アル・サワブタ広報担当は、「イスラエルの特殊部隊がガザ市内で治安作戦を実行しようとしたが、任務遂行中にその存在を察知された」と述べた。
また、その後のイスラエル軍の攻撃で、「特殊部隊の隊員数名が死亡したほか、多数の死者と複数の負傷者が出た」と付け加えた。
ハマスは後の声明で、人口密集地域におけるイスラエル軍の急襲と空爆について、「重大な犯罪で、民間人の命を意図的に軽視する行為であり、ガザ地区の我々の民衆に対する残忍な殲滅(せんめつ)戦争の延長線上にある行為」だとした。

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イスラエル国防軍(IDF)とシンベトは1日夜に共同声明を発表。シンベトの特殊部隊が「ガザ市内の建物に突入し、ガザ地区のハマス治安責任者を拘束した」と説明した。
また、「作戦中、イスラエル空軍は部隊への脅威を排除するため、同地域の複数の標的を攻撃した。IDF側の負傷者は報告されていない」とした。
ハマスの治安責任者は自宅近くで拘束された。ネタニヤフ首相は、この「大胆な作戦」を実行した特殊部隊を称賛した。
拘束した男性については、「ハマスの最高幹部の一人で、(イスラエル人の)人質を隠して移送し、ハマス幹部をかくまい、軍事力強化やテロ組織の能力を立て直そうとした責任がある」と付け加えた。
こうした中、ガザ中部デイル・アルバラフでは1日、パレスチナ人の少女がイスラエル軍の銃撃を受けて死亡した。病院関係者が明らかにした。
IDFは、ガザ市北部ジャバリア地区でも、ハマス軍事部門の司令官を標的とする攻撃を実施したと発表した。IDFはこの司令官について、差し迫った脅威となっていたと強調した。
ハマスが運営するガザの民間防衛隊によると、ジャバリア地区にある同隊の施設の前を通りかかった人物が標的にされ、初期対応者の一人が空爆で重傷を負った。
ガザでの戦争は、2023年10月7日にハマス主導の武装勢力がイスラエル南部を攻撃し、約1200人を殺害し、251人が人質として連れ去ったことをきっかけに始まった。
ハマスが運営するガザ保健省によると、開戦以来、ガザでは7万3460人以上が殺害されている。同省の統計は、国連が信頼できるものとして扱っている。















