【2026年サッカー男子W杯】 フランス、モロッコに勝ちベスト4 エムバペとデンベレが得点

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マイケル・エモンズBBCスポーツ記者
サッカー男子ワールドカップ(W杯)北中米大会は9日(日本時間10日)、アメリカのボストン・スタジアムで準々決勝があり、フランスが危なげなく2-0でモロッコに勝ち、準決勝に進出した。
フランスのキリアン・エムバペが今大会8得点目を挙げ、前半のペナルティーキック(PK)失敗を挽回した。
エムバペは前半、マンチェスター・ユナイテッドのDFヌサイール・マズラウィにファウルを受けてPKを獲得したが、シュートは力不足で、ヤシン・ブヌに難なくセーブされた。
レアル・マドリード所属のストライカーのエムバペは、後半15分にペナルティーエリアのすぐ内側から放った見事なカーブシュートで失敗の穴埋めをし、フランスに当然といえる先制点をもたらした。
バロンドール(世界年間最優秀選手賞)受賞者のフランスのウスマン・デンベレはその6分後、モロッコのディフェンス陣を突破すると、低いシュートを放った。ブヌが手を伸ばしたものの、ボールはネットを揺らし、フランスがリードを2点に広げた。
エムバペはこの日のゴールで、今大会の得点数でアルゼンチンのリオネル・メッシと並んだ。ただ、かつてパリ・サンジェルマンでチームメートだったメッシよりもアシスト数で上回っているため、エムバペはこの時点で、ゴールデンブーツ(得点王)争いで首位に立った。
2人はまた、W杯通算得点王の座を巡っても白熱した争いを繰り広げている。27歳のエムバペが現在20ゴールを記録しているのに対し、39歳のメッシは現最多記録の21ゴールをマークしている。
2度の優勝経験を持つフランスは、14日(日本時間15日)に米ダラスである準決勝で、スペインかベルギーと対戦する。フランスは2022年W杯決勝では、アルゼンチンにPK戦の末に敗れている。
フランス、優勝候補である理由を改めて示す
フランスは1998年と2018年にW杯で優勝している。今大会も7月19日に再び優勝トロフィーを掲げると多くの専門家から予想されている。
この日の準々決勝に先立ち、元イングランド代表FWイアン・ライトさんは、ディディエ・デシャン監督率いるフランス代表を、「私がこれまで見てきたW杯の中で、最も明確な優勝候補の一つ」と評していた。
2022年W杯準決勝と同じ顔合わせとなったモロッコ戦は、フランスにとって今大会ここまでで最も厳しい試練になると予想された(2022年もフランスの2-0の勝利に終わった)。
しかし、世界ランキング7位のモロッコは完全に封じ込まれた。枠内のシュートは、2-0とリードされた後の後半38分の1本だけだった。シュート総数はわずか5本で、そのうち4本は枠を外れた。
フランスの意気込みは序盤から見られた。エムバペがゴールから20メートル超の距離からシュートを放つが止められた。続けて、コーナーキックからダヨ・ウパメカノがヘディングでゴールを狙ったが、これもブヌに止められた。
デンベレとアドリアン・ラビオもチャンスを逃した。そして、エムバペの力のないPKへと続いた。
エムバペは、ビデオアシスタントレフェリー(VAR)がファウルの有無を確認するため、PKを蹴るまで3分以上待たされた。そして、足がつっかかったような助走から、右隅を狙って低いシュートを蹴ったが、簡単に抑えられた。
それでもフランスは、優勢を保ち続けた。デジレ・ドゥエのシュートはセーブされ、アストン・ヴィラDFのルーカス・ディニェが放ったロングシュートは、おそらくブヌがわずかにボールに触れ、クロスバーにはじかれた。
ゴールが生まれるのは時間の問題だった。立て続けに2点が決まると、試合の行方も決まった。
フランスにとって唯一のわずかな懸念は、後半32分にクリスタル・パレスのストライカー、ジャン=フィリップ・マテタと交代したエムバペが、右足首に氷を当てていたことだった。
エムバペは試合後、チームメートたちと飛び跳ね、今大会の6勝目を祝った。その姿は、けがの可能性があっても深刻なものではないことをうかがわせた。
エムバペが得点王争いトップタイに立っているだけでなく、フランスはチームとしても6試合で16得点を挙げ、1位となっている。
フランスは今大会も最強のチームであり続けている。















