イギリスで5月の最高気温を更新、ロンドンで34度を超える

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ロンドンの一部地域で25日、気温が34.8度に達した。イギリスの5月の気温の最高記録を更新した。
この暫定的な数値は、植物園キュー・ガーデンズで測定された。イギリスではこの日はバンクホリデー(公休日)で、バンクホリデーの気温の最高記録(これまでは2019年8月の33.3度)も塗り替えた。
ウェールズでも5月の最高気温を記録した。フリントシャーのハワーデン空港で32.2度に達した。
英気象庁は、「この暑さはイギリスでは真夏でも異例で、5月ではなおさらだ」としている。
イギリスの5月下旬の平均気温は14~20度。
26日にはさらに気温上昇が予想されている。気象予報士らは、イングランドの一部で35度に達するかもしれないと注意を呼びかけている。
イギリスでは24日夜も気温が高かった。5月の夜としてはこれまでで最も暖かく、ロンドンでは19.4度を記録した。
気象庁によると、5月の最高気温は今回の更新で、半数以上(これまでの12件のうち7件)が2003年以降に記録されたことになる。
同庁のダン・スリ最高執行気象学者は、この異例の暑さについて、「イギリス付近の高気圧域の下で蓄積された暖気の影響」によるものだとしている。
英健康安全保障庁は22日、今年初の「アンバー(だいだい色)」レベルの健康警報を発出した。対象地域はイングランドの大部分で、ウェスト・ミッドランズ、イースト・ミッドランズ、イースト・オブ・イングランド、サウス・イースト、ロンドンを含む。
「イエロー(黄色)」レベルの警報は、ノース・イースト、ノース・ウェスト、サウス・ウェスト、ヨークシャー・アンド・ハンバーの各地域に出されている。これらの警報はともに、現地27日午後5時まで継続される。

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スコットランドと北アイルランドでも25日、今年の最高気温を記録した。スコットランド・チャーターホールで25.5度、北アイルランド・ファーマナ県デリリンで25.8度を記録した。
イングランドのサセックスとケントでは25日午後、約500戸の住宅で断水や一時的な給水の停止が発生した。「需要の増加」が原因だという。
国内各地で、厳しい暑さのためバンクホリデーのイベントがいくつか中止された。サリー州では、毎年恒例のロバのダービーでロバが出走せず、ドッグショーも取りやめになった。主催のレザーヘッド・ライオンズクラブは、「動物の福祉と快適さのため」と説明した。

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気象予報士によると、猛暑が続く中、イングランドでは26日夜に雷雨が見込まれている。
27、28両日には、イングランドとウェールズで気温が30度に達する見込み。ただ、29日には20度台後半まで下がる見通しとなっている。
猛暑の背景には、気候変動があると考えられている。
気象庁の報告書によると、ここ10年間の気温の状況を1961~1990年の平均と比べると、28度を超える日は2倍以上に、30度を超える日は3倍以上に増えているという。
ヨーロッパの複数の国でもここ数日、5月の最高気温の記録が更新されている。
スペインでは24日、気温38度を記録した。フランスとドイツの各地でも30度台半ばまで気温が上がり、数百の地域で5月の最高記録が生まれた。
フランス、ドイツ、スイス、スペイン、イタリア北部では、気温が5月下旬の平均より10~15度高くなっている。かつてないこの熱波は、今週の大半で続くと予想されており、さらに多くの地域で最高記録が更新される可能性が高い。








